「ハイエナと不思議な樹」
砂埃舞う暑い道。
トボリトボリとハイエナは歩いておりました。
太陽はいじめっこみたいにジリジリリリ。
そうやってタテガミを照らし続けます。
ふ、と顔を上げると、
道の先にまぁなんとも不思議なカタチの樹。
その樹の幹にそっとくっついてみると
水を貯めこんだ太い幹がなんともヒンヤリ。
ハイエナは少し元気になりました。
それってヒンヤリ出来たからってのもあるけれど、
大きくて不思議なその樹だって生きていて
そのイキモノと同じ世界に自分も生きていて
独りぼっちじゃないってことを知ったから。
ハイエナは少し木陰で休んでいこうと決めました。
サイズ:約25cm×25cm
綿:100%
ポエムシール:紙
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