福岡県津屋崎で開催されたイベント「モマ笛」展に出展した作品です。
★津屋崎では、ふくろうのことを「モマ」といいます。
ふくろうは先を見通す能力を持つ生き物とされ、
その姿をかたどった土笛「モマ笛」が、 その昔、津屋崎にある
宮地嶽神社で縁起物として授与されていました。
モマ笛は、遠く安永の頃(1777年)より作られており、
お年寄りが、モマ笛を吹いて食べると、気道が広がり、
食べ物がのどにつまらないということです。
そのため食事のたびに吹く風習があります。
あどけない顔をしたモマ笛が奏でるのは「ホーホーホー」という低い音。
たとえようのない、なつかしい素朴さがあります。
ワタシのモマは「ホホロウ」といいます。
紅白の二羽をご用意しました。