morita MiW

MiWオリジナルの暦付きのデスクトップ用壁紙です。毎月、柄を替えてプレゼントいたします。
大きさは2サイズ。サイズの文字をクリックするとダウンロード出来ます。保存&設定してお使いください。


2019 january DESKTOP CALENDER

1280 x 1024 px     1920 x 1080 px

( ※壁紙は今月分のみダウンロードできます。 )

「一


また新しい年が始まります。

「新しい」は
いつも清々しさと 緊張が同居したようなキモチを
ワタシたちに運んでくれて。

新しいシャツ。新しい教室。新しい場処。
エイヤッと始めて、そうして少しずつ馴れて
好きになったり嫌いになったり、
もしかしたらどうでもよくなったり。
味わって。味わって。味わって。
そうしてワタシたちは自分を知るのです。

また新しい時。
どうぞかけがえのない今年を。











2018 november DESKTOP CALENDER

「十一

宇宙に向かってスッカランと抜けてゆく空。
春から夏に育った樹々が、色を変えた葉を脱いで
枝をその空に延ばしています。
ひんやりとした澄んだ空気が、
遠くの電車の懐かしい音をここまで運んできます。

十一月は秋という美しい時をより深めていきます。
落ちた葉っぱを踏みしめながら、
その美しい秋の中をゆっくりと歩きましょうか。









2018 october DESKTOP CALENDER

「十

雨がしとしと降ったり、嵐が来たり。
夏に戻ったように太陽が力強かったり。
そしてまた雨が降り。
天気は細かく振動しながら寒さを招いています。

ワタシたちのココロも
天気と同じように細かく振動しては
ちょっとづつ深いモノに惹かれたりして。
高い空を見上げて、ほぉっとため息をついて
秋に入っていくのです。

そんな十月。
あらゆる新鮮を楽しみに。








2018 september DESKTOP CALENDER

「九

さぁ、秋への入り口地点にやってきました。
今年はどんな秋になるでしょう?
まだまだ寒さという感覚は
懐かしさしかないけれど、
これから過ごす頬の冷たい感覚と、
あたたかい飲み物を両手に抱いて
暖をとる感覚を思い出して。

九月はそんな楽しみな時。
ひとつ深呼吸して、道の前を視て。









2018 august DESKTOP CALENDER

「八

世界の影と光のコントラストがもっとも強い季節。
キモチの明るさと淋しさも同時に持っているよう
な気がします。
プールではしゃぐ賑やかな声と、
誰も歩いていない昼下がりの歩道。
両極をそっと肩に乗っけて過ごしましょう。

八月をどうぞ愉しんで。










2018 april DESKTOP CALENDER

「四

溜めて溜めて溜めたエネルギーが
ワワワワワー!!!
と大きな声を上げるように溢れ出る四月。
昨日いなかった葉っぱが、花が、虫が、
今日はずっといたみたいにいて、
そして昨日満開だった花のはなびらが
今日はすっかり遠くに舞い散り去ってたり。

そして、次。
そして、次。

時間が踊るように流れる四月に
踊るように暮らしたい。
そう思ったりするのです。









2018 march DESKTOP CALENDER

「三月

この星がずぅっと貯めてきたエネルギーが
そろそろ満タンになって溢れ出てくる頃。
それは花だったり虫だったり陽の光だったり、ね。
いろんな色で現されているのです。

さぁ三月。
希望だってカタチになって飛び出すでしょう。
ポン。
ポン。
ポン。
どうぞご一緒に。









2018 february DESKTOP CALENDER

「二月

一年の中でいちばん春が待ち遠しい二月。
ワタシは花を思い蝶を思い陽溜まりを思います。
それらを心に纏いながら過ごすこと。
きっとそれもが嬉しい時間なのでしょうね。

アナタに逢えるその日まで
ワタシは部屋をなるべくあたたかくして
そうやって暮らしているでしょう。
時々鼻歌をうたいながら、ねぇ。

春にはすっかり綺麗になっている ワタシを
どうぞ抱きしめてくださいね。








2018 january DESKTOP CALENDER

「一月

てくんてくてくと。
新しい年に探しに行こう。

ナニ探しに?

退屈だから酔狂を探しに。
退屈だから畏怖を探しに。
退屈だからソノ退屈を探しに。

そうしてそうして退屈は新しいナニかになる。
ナニかはジブンとダレカを楽しくさせる。

てくんてくてくと。








2017 may DESKTOP CALENDER

「五月

碧の葉たちが揺れ揺れて、
碧世界が出来上がっていく。
そんな五月。

ウールを脱いだ羊が一匹。
あの美しい風吹く森へ
仲間が待つあの森へ
テッテケテケテケ向かってく。

ワタシもついていきましょう。
テケテケトコトコルンルンと。
夏の少し前の楽しそうな森へ。









2017 march DESKTOP CALENDER

「三月

春そのものの風が
春そのもののアレコレを運んできます。

春そのものの風に乗って
春そのものの世界へ飛び出していきましょう。

さぁ、楽しい場処へ。
さぁ、華やかな色へ。
少し切ないことがあってもね。
さぁ、三月の世界へ。







2017 february DESKTOP CALENDER

「二月

色のない乾いた樹々に
ヒョウヒョウヒョウと冷たい空気が降ります。
丸々々と太った鳩が
時々思い出したようにホホウと呟きます。
孤独なような
閑かなような
凍えるような
ゆたりとした時間。

二月は。
そんな風に過ぎてゆきます。







2017 january DESKTOP CALENDER

「一月

ワタシが居て。
根っこがニュ。
そして葉っぱがサワァ。

お隣にはアナタ。
こっちのお隣にはアノヒト。
みんな根っこがニュ。
葉っぱはサワサワサワァ。

みんなおいしそうで。
みんな楽しそうで。

そんな2017年になりますように。











2016 november DESKTOP CALENDER

「十一月

夏にはまったく聴こえなかった
遠くに走る電車の
タタンタタンという音が聴こえる。
シィンと澄んだ空気は     
イロイロな揺らぎを運んで
意識したりしなかったりしつつ
ワタシの五官に沁み入ってくる。
揺らぎは。
少し冷えた指先で少し微笑んで
またどこかに揺れながら流れていく。
それらはきっと
紅や山吹色に染まった葉っぱたちにも沁み入って
そして季節を進めているのかもしれません。

此処にいる総てが秋。
十一月という此処に居りましょう。










2016 october DESKTOP CALENDER

「十月

イチニチが短くなって、
タイヨウは弱々しく照って、
ジュモクの緑色が褪せていき、
ドウブツたちの食欲が増す。
アサとヨルの風が爽やかにひんやりとし、
タネのついた綿毛がふんわりと舞い、
キンモクセイの香りが世界にたちこめ
ヒトビトの心が少し淋しくなる。
そんな十月。
深い場処に入ってゆきましょうか。

どうぞ十月の森へ。










2016 september DESKTOP CALENDER

「九月

少し朝が来るのが遅くなり、
少し夕暮れの時間が早くなり。
太陽はほんの少し緩やかに
優しい顔をするようになったような気がする。
そんな九月。
まだまだ寒いなんていう感覚は
思い出せもしないけれど、
やっぱりキラキラの夏は終わって行ったらしい。
かといってね。
その夏の残したナニかがカタチとなって
ワタシの前に現れてくれるまでには
もう少し時間がかかりそう。
「おまちどうさま。」
そう秋が云ってくれるまで、
ワタシは今夏の整理をしておくことにいたします。

さぁ、秋へ。
九月を生きましょう。










2016 august DESKTOP CALENDER

「八月

キラキラ光るこの世界。
八月の地球の北っかわは、夏。
入道雲がモクモクモクと
元気に空を襲いかかり
それがまた楽しい時。

ああいつまでも。
いえいえ、そんなはずはないけれど
でもこの限られた時でも楽しみましょう。

キラキラと光るこの世界で。










2016 july DESKTOP CALENDER

「七月

ほんとの夏の少し前。
樹々は黄色く幼い緑から
少しずつ硬い緑に成長していきます。
ワタシたちのココロのエネルギーも
ちょっとずつ硬く丈夫になっていき
それは毎夏くりかえされて。
くりかえされて。
いつかこの世界にいなくなる時には
きっとこの世界の生まれたばかりのエネルギーに
それは残されていくんでしょう。

佳いココロで七月を。









2016 may DESKTOP CALENDER

「五月

さぁ夏へ!
そう気構えた頃にポツポツポツ。
上から落ちて来る雫たち。

雫たちは、
川や湖や海へ栄養を贈り
夏そのものにも豊かさを贈る。
そうしてようやくの夏に。

ワタシはココロに。
雫のカタチのネックレスをそっとかけて
歩くことにしました。

爽やかな季節を。








2016 april DESKTOP CALENDER

「四月」

少し霞んだ景色の中でリズムを刻む。
ポワンポワンポポポワン。
あたたかい粒子が目の前を舞う。
ポポンポワワポポンポワワ。
菜の花と鳥と白い光。
ポーワポォポーワポォ。
仔犬がワフと鳴いた。

四月の楽しみを。








2016 march DESKTOP CALENDER

「三月」

透明にキーンと澄んでた空気に
乳白色が混じって霞んでくる頃。
そんな三月。

すっかり居なくなってしまったのか、と
思っていた生命たちが
またリニューアルされて産声をあげる。
あぁ、そこに居たんだね。
計画たてていたんだね。
ワタシは少し楽しくなって
そうすると足が45グラムほど
軽くなったのに気付いて。
その足元にはアリンコが
急いで歩き去っていきました。

どうぞ春の世界を。








2016 february DESKTOP CALENDER

「二月」

一年でいちばん冬が深まる二月。
樹々の葉っぱはすべて落ち
地上にはフカフカの絨毯が出来る。
ワタシたちの冬のコートも
すっかり定番の必需品に。

澄んだ空気を吸い込むと
それがあまりに冷たくてむせてしまった朝。
枯れたように丸裸になった鋭い枝の先っぽに
春の花の蕾がぎゅうぎゅうにくっついてるのを
ワタシは見つけ、
満ちた冬は、いつも春に薄められてしまうのを
知るのでした。

いつもいつもいつも巡る・・・。

二月の中へ。







2016 january DESKTOP CALENDER

「一月」

静かに静かに
申の時が始まります。
申は今上ってきた太陽をみつめ
太陽はやわらかく申をみおろしていました。

どこに行こうか。

申は深呼吸をひとつ。
まだみたことない世界を思い出し
みたことない者へ微笑み、それから。
ゆっくりと木から降りてゆきました。


2016年を。
どうぞ愉しく。







2015 december DESKTOP CALENDER

「十二月」

華やかなイルミネーション。
楽しげな音楽。
誰かと一緒だったり独りだったり。
十二月の街は
賑やかさと淋しさと慌ただしさが
複雑に入り混じる不思議な時。

寒さの中での温かい飲み物。
落ち葉の上を歩くフォカフォカという感触。
外気に凍えて帰ってきた家のドア。
そしてテーブルの優しさ。
冬の愉しみの時。

来年はどんな時を過ごすのでしょう。
そんな思いをチラと浮かべながら
この月をどうぞ楽しんでください。







2015 november DESKTOP CALENDER

「十一月」

頬にあたる空気がヒヤリ。
日に日に冷たさが増す季節。
冷たくなるほどに澄んでいく。
遠くの電車の音がガタンゴトンと
夢の列車の、どこか不思議な場処に
連れていってくれるような響きで
鳴っている。

十一月。
冬の少し手前のボルドー色の月。
愉しんで。







2015 october DESKTOP CALENDER

「十月」

樹々が紅葉し、
そしてまた来るだろう春に備え。
虫たちもまた 、終わる者と
或は冬越えの準備をせっせとする者と。
ワタシたちはそれを眺め
そして自分自身の準備をも。
実りを抱えながら
もうひとつは終わりへの切なさも持ちつつ。

そんな10月に立つ。
そんな10月に寝転ぶ。
そんな味わい。







2015 september DESKTOP CALENDER

「九月」

太陽がやわらかい顔になって。
すると葉っぱたちが伸びるのを止め。
鮮やかな色を世界から少しずつ抜いていく。
ヒトビトやドウブツたちは
外に向かい湧かせていた情熱をフイに置き始め
「なんだったんだろう?」
と溜め息をつく。
ゆっくりと高みからぶら下がり
ホォイホォイと深呼吸。

さぁ、今度は内に向かう時。

ゆっくりとそう教えてくれる。
さぁて。と。

そんな九月。
内に向かう前の
花を終え
実をつけていくアナタの秋への景色を
どうぞ楽しんでください。






2015 august DESKTOP CALENDER

「八月」

ジャアジャアジャア。
蝉が追い立てられるように鳴いていて。
泣いていて。
それなのにまるで真空の景色のように
だれ一人歩いていない静かな昼下がりの街。
入道雲は遠くでワタシをさらおうとしている。
ワタシは逃げようとするけれど
暑くて暑くて、
どうもカラダが上手く動かせないでいるのです。
しょうがないので
ワタシは水のある場処を
ゆっくりと想像していました。

八月のシュール。
少し恐いけれど、ソレsも好きです。
どうぞ楽しい八月を。







2015 july DESKTOP CALENDER

「七月」

雨が緑を育て、
太陽が夏を濃くして。
七月の景色は
そうして夏らしく仕上がっていきます。
清流のように
ワタシたちのココロも
爽やかに次へ運ばれていけますように。

七月に浸かって。
どうぞ楽しく。







2015 june DESKTOP CALENDER

「六月」

しとりしとり。
雨降る毎に濃くなる葉の色。
六月はミドリを育てる時。
そして濃くなったミドリの杜は。
少しずつボリュウムを拡げ
ドウブツやヒトやも育てていくのです。

六月に抱かれて育つワタシたち。
しとりしとり。







2015 may DESKTOP CALENDER

「五月」

翠の風が吹く五月。
鳥はいよいよ活動的に
樹々はいよいよ緑色を濃く。

ワタシたちは何をするのでしょう。
あの街に出かけ、この本を読み
海の光に謳うのでしょうか。

この場処に居られることの愉しさ。
そして五月。







2015 april DESKTOP CALENDER

「四月」

四月の霞んだ空気の中で。
ワタシたちは新しい芽を噴く。
ぴょこり。
ぴょこり。
新しいことは少し面倒で憂鬱だけれど
生きてるワタシたちは、いつも動く。
いつも流れる。
何処へ何をしに?
ワカラナクても。
さぁ、芽を。







2015 may DESKTOP CALENDER

「三月」

春はどこから流れてくるのでしょう。
時々立ち止まっては淀み
温みを育ててはまた流れて
そしてワタシたちの岸へと。
ゆっくりとゆっくりと三月は
春へと育ってゆくのですね。

流れを楽しんで。







2015 february DESKTOP CALENDER

「二月」

花も咲かない寒い時。
雪が時々チラチラ舞う以外には
荒野にはゴロゴロゴロンと石ばかり。
そんな時にもね。
そっと好奇心を持っていましょう。
アッチやコッチ。
フリフリと首を振って世界を見渡していましょう。
やがてアナタが探してた
アナタの思う春が見つかる時が来るでしょう。

二月の仕事を。







2015 february DESKTOP CALENDER

「一月」

新しい年は羊。
あったかくって ふわふわやわらかくって
ちょっとおしゃべりで やさしくて。
ダレかのお役に少し立てたりなんかして。
そんなのん、イイかもしれません。

新しい羊の年の一(ハジメ)の月に。
初めての太陽と出逢えたことに
羊と一緒にオメデトウを。